1月度麻河界議事録 日時:1/19(土)13:00-19:00 場所:いつもの恵比寿 議題:年金をどうするか? 出席者:のっちん、早河(記)、麻植(記) ◇年金の種類  ・公的年金   ・国民年金(基礎年金)    すべての国民が加入する年金制度    法律で義務化されている     第1号被保険者:自営業、学生     第2号被保険者:勤労者、公務員     第3号被保険者:勤労者の被扶養配偶者   ・厚生年金     勤労者の入る年金   ・共済年金     公務員の入る年金  ・各企業の年金(企業年金)   ・厚生年金基金     国が運営している厚生年金の一部を代行     厚生年金との合計には変動なし     代行返上(公的年金に組み入れ)が最近の傾向   ・適格退職年金     企業と生命保険会社・信託銀行などとの間で締結される退職年金に     関する生命保険契約・信託契約などの私的年金のこと  ・個人の自助努力の年金   ・個人年金     公的年金に換わるものではなく、保管するもの  <参考>   http://www.nenkin.co.jp/   http://www.nenkin.go.jp/ ◇問題点  このままでは年金制度は破綻すると言われている。  年金を貰う世代と払う世代のバランスが崩れてきている。  僕らの世代が年金を貰うときになればバランスがよくなるか  もしれない。  運用利回りも悪くなり、数十年先を見越した予定通りの運用  益が上がらない状況になってきている。  経済状況が一変すればその問題も問題ではなくなるかもしれ  ない。  それに対応するためには、払い込む金額を増加させるか、給  付する金額を減少させるしかない。  現在、給付額を減少させるなどの手立てが打たれているが、  それで問題が解決されたわけではない。    年金保険料を払いたくないと言う若者も増えている。  根本の問題は、年金の仕組み自体が破綻してきていることで  あることは確かだが、個人レベルで考えたときに、問題は払  うことの目的、意味、メリットが感じられないことだ。  そこでどうすればよいか、いろいろ話し合った。 ◇結論  ・個人として今すぐできる対策   年金は納めつつ、定年後の資金を蓄える。   残念ながら、個人的にできる対策はこれしかない。  ・年金に対する提案(すぐにできそうなこと)   ・年金制度のPR    制度を理解してもらうために、PR活動をする。    理解できない複雑な仕組みなら、それを改善する。    年金制度がおかれている現状や、将来、自分自身がおかれる    現実を理解すれば、国民一人一人が取るべきアクションを    真剣に考えるようになるはずだ。    その結果、より良い制度への変革、制度そのものの必要性が    議論されることになる。   ・個人レベルの年金状況を通知    過去払い込んだ金額と給付予想金額を個人に対して明確に提示する。    毎年の終わりに通知する。    ・今年払い込んだ金額    ・これまで払い込んだ金額    ・このままいった場合の最終的に払い込む金額    ・今年獲得した給付金額    ・これまで獲得した給付金額    ・このままいった場合の最終的な給付予想金額    など  ・年金に対する提案(すぐにできなさそうなこと)   ・公的年金は思い切ってなくす    ・一度リセットする。    ・これまで払い込んだ分を個人責任にシフトする。     個人年金に切り替え、一時金で貰う、といった選択支は作る。    ・足りない分は家族(親族)間でなんとかしてもらう。     →親子ミットの復活     家族のいない人、やむを得ぬ事情の人には、税金や保険で何とかする、     別の制度を考える。 以上